ポラロイドカメラの使い方講座 「SX-70 ALPHA1」で実践!

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:

STUDY

polaroid

Photo:Polaroid By sukiweb

ポラロイドカメラは、1937年に創設された「ポラロイド社」によって開発された、折りたたみ式のカメラです。
ポラロイド社の創業者エドウィン・ハーバード・ランドの娘さんが「撮った写真はどうしてすぐに見れないの?」と言ったことから開発がスタートしました。
1972年に「SX-70 FIRST MODEL」が発売され、その後、次々にポラロイドカメラが発売されました。
しかし現在は、その生産を終了しています。

今、手に入れることができるのは、中古品かデットストックのものだけです。
数が限られているということも、ポラロイドカメラの魅力をよりかき立てているのかもしれません。
もちろん、それ以外の魅力もたくさんあります。
今回は、ポラロイドカメラの使い方とともに、その魅力を知っていただこうと思います。

ポラロイドカメラの開き方

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左手でカメラを持ちます。
右手の人差し指をファインダーカバーの上部に置き、親指と中指で、ファインダーカバーの下部を持ちます。

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人差し指でファインダーカバーの上部を抑えたまま、親指と中指で持っているファインダーカバーの下部を持ち上げます。
力を込めずに、ファインダーカバーの下部を上に引き上げるように持ち上げるのがポイントです。
すると、一瞬で開くことができます。

一般的な開き方は、ファインダーカバーの上部を先に起こして、次に下部を引き上げるという手順ですが、これをするとファインダーカバーが痛みやすくなるため、今回はカメラに優しい開け方をご紹介しました。

撮影に必要なもの

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①フィルム ※これは必須!
言わずもがな、これがないと撮影できませんからね。
今回は、Impossibleの「製品名」を使用します。
このフィルムはISO感度○の低感度フィルムです。

②感光防止用フィルム
これは、フィルムの感光を防ぐために使用するものです。
使い方は、下の感光防止用フィルムの使い方で説明します。

補足:NDフィルター
SX-70は、基本的には低感度フィルム用のカメラなので、高感度フィルムを使うことはできません。
そのため、NDフィルターは高感度フィルムを使うためのフィルターになります。

フィルムの入れ方

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では、撮影に入る前にフィルムを入れましょう。
まず、カメラを開いて、右手側にある、黄色い矢印の書かれたところを矢印の方向に押します。

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すると、カメラが口を開きます。
ここにフィルムを入れていきます。

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フィルムの銀色の部分を下にして、矢印に合わせて入れます。
口を閉じたら、フィルムの装填は完了です。

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カメラ本体の下部にある小窓が、フィルムカウンターです。
このフィルムカウンターは、10枚撮りだったポラロイド社製のフィルムに合わせて、最初のカウントは「1
0」から始まります。
ですが今、お店で手に入るフィルムのほとんどがImpossibleから発売されているフィルムです。
これは、8枚撮りになります。
そのため、フィルムカウンターで残りの枚数を確認する時は、実際に出ている数字から2引きます。
上の写真だと、残り○枚ということです。

感光防止用フィルムの使い方

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フィルムを入れる時と同じように、カメラの口を開け、写真が出てくる部分があるので、ここに感光防止用フィルムを差し込みます。

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口を閉じ、この状態で撮影します。
これがあると、出てきたばかりの写真に光が当たるのを防いでくれるので、写真がきれいに出来上がります。
これ以外にも、カメラを裏返すなどの方法があります。

いよいよ!ポラロイドカメラの撮り方講座

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上の写真のように、カメラを持って構えます。
右手の中指をシャッターボタンに添え、親指をその裏にあて、中指と親指でつまむようにします。
人差し指をピントダイヤルの上に置き、ダイヤルを回して、ピント調節をします。

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露出ダイヤルでハイキー・ローキーの調整をします。
露出ダイヤルを白い方に回すと、シャッタースピートが遅くなり、光を多く取り込みます。
反対の黒い方に回すと、シャッタースピードは早くなり、光を取り込む量は少なくなります。
そのため、白い方がハイキー、つまり明るい写真が撮れます。黒い方はローキー、暗めな写真が撮れます。

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ピントや露出が決まったら、シャッターを押して、撮影します。
バタン・ギーと音がして、写真が出てきます。

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写真が出てくる時、写真の表面(写真が写る面)が光に当たると感光してしまうので、カメラを裏返します。
ここで、光が余計に当たってしまうと、写真が白くっぽくなってしまいます。

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素早く、光を通さない物(フィルムが入っていた箱など)に入れて、約6分ほど、光に当てないようにしてください。
出来上がりを待っている間は、フィルムに刺激が加わらないように、丁寧に扱ってください。

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そして、出来上がった写真がこちらです。
この日は、少し気温が高かったので、写真が赤っぽくなりました。

ちなみに、気温が低くて、フィルムが冷やされると、写真が青っぽくなります。
環境の変化で、表情を変えるところもSX-70の魅力です。
みなさんも、実際にSX-70の魅力に触れてみては。

この記事を書いた人
安永きえ
CHEAP編集部 安永きえ / ライター・フォトグラファー
http://cheapcamera.tokyo/
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