レンズフードって必要なの?その役割と効果〜選び方までご紹介!!

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Panasonic GF1 w/ 20mm 1.7 – Pimped Edition – Bokeh / danny_k1m

レンズを購入したときに付属品としてついてくるレンズフード。
その効果や役割を知らないまま、かっこいいから付けているという方も多いのではないでしょうか。

実はレンズフードは、とっても重要な役割を担っている撮影用品の一つでもあります。
今回は、そんなレンズフードの役割や効果はもちろん、選び方などについてもご紹介していきますので、参考にしてみてください。

レンズフードの役割と効果

レンズフードの効果や役割に関しては、余り知られていませんが、 実はとっても重要な役割を担っています。
ここでは、その主な役割や効果を3つほどご紹介させていただきます。

ゴースト

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flare / ricardogz10

ゴーストとは、強い光を放つ被写体(特に太陽など)を撮影すると写真の中に光の玉が写ってしまう現象の事です。
この現象は、レンズ内に入った光が複雑に反射し、画像素子面やフィルム面に届いてしまった際に発生してしまいます。

レンズフードの役割の一つとして、余計な光が入らないようする効果があるため、ゴーストをある程度、押さえることが出来ます。

フレア

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Flare / christopherf

フレアもゴーストと同様に強い光を放つ被写体(特に太陽など)を撮影すると、発生してしまうものです。主に強い光を放つ光源の周りが白くなってしまい、せっかくの写真のコントラストが低下してしまうでしょう。

フレアに関してもレンズフードを付けることによって余計な光を遮断する効果があるため、フレアを防止する役割も担っています。

レンズの保護

レンズフードには、先ほどご紹介したフレアやゴーストを防止する効果だけでなく、レンズを保護する役割も担っています。

例えば、レンズフードを付けていれば、レンズを落としたり、ぶつけてしまった際、レンズのガラス面に直接衝撃が加わる事を避けることもできたり、不意にレンズを触ってしまった際、レンズのガラス面に指が触れるのを避けることができ、不用意に諮問がつくことを避けることも出来ます。

ゴーストやフレアなどに関しては、レンズの性能も上がりなかなか発生することはありませんが、レンズフードがある場合とない場合では、発生してしまう確立は雲泥の差と言えます。

もちろん、レンズフードに、100%フレアやゴーストを防ぐ効果があるわけではありませんが、予防するに越したことはありません。

レンズフードは、まさに縁の下の力持ちと言える役割を持つ、重要な撮影用品の一つと言えるでしょう。

レンズフードの種類

レンズフードには、様々な種類があります。皆様が使用しているレンズに合わせて使用出来るフードの種類も異なるので、是非参考にしてみてください。

レンズフードの形

まずは、レンズフードの形からご紹介していきましょう。

花形レンズフード
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我的相机被盗了~~还要买単反机啊! / lingzhi_one
花形レンズフードは、地面に対して、平行な上下面の長さが長く、左右の面が短くなっており、四隅は切れ込みが入ったような形になっているレンズフードです。花のような形をしていることから、花形レンズフードと呼ばれています。
最近のレンズで付属しているレンズフードとしては、最もポピュラーな形と言えるでしょう。
撮像素子面やフィルムに写る像は、円形になっているレンズの全面を通過した光が全て投影されているわけではなく、その画角や写真のアスペクト比に合わせて必要な部分からの像のみが、投影されています。
写真の四隅が最も撮像素子面への光を多く取り込む場所となり、このような箇所は最もレンズの端側に写り込んだ像を記録している部分となります。レンズフードが写真に写り込まないようにこの部分をカットしているのが、この花形レンズフードです。
さらに左右のレンズフードが短く設計されている理由もレンズの大部分の光を使用する箇所となり、レンズフードが写真に写り込むことを危惧してのことです。
ただし、これは、レンズの先端が固定されていた場合に限って言える話です。
例えば、旧式のレンズの場合、レンズの先端部分を回転させ、焦点距離を合わせる設計になっているものが多く、このようなレンズに花形のレンズフードを付けてしまうとレンズフードが写り込んでしまう可能性が高くなってしまいます。
つまり、花形レンズフードは、先端が固定式になっている現代レンズの特性を活かしきり、必要最小限の大きさ、機能で設計したレンズフードと言えるでしょう。
円形レンズフード
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Leica M8.2 black paint with Leitz Summicron-C 40mm f/2 + Leica 12585H hood / xtianyves
円形レンズフードは、丸い筒のような形をした レンズフードです。
先ほど、触れたように先端が固定式ではなく、回転する使用になっているレンズフードです。どの面でも使用出来るように、レンズの口径よりも大型に設計されているのが特徴です。
中には、ラバー性で出来ている円形のレンズフードなどもあります。
機能面ではプラスチック性、金属製とさほど変わりはありませんが、ラバーで出来ている分、収納寺に短く折り畳んでしまうことができるので、取り外しの手間がないです。
主に望遠レンズや、オールドレンズなどで使用される事が多いレンズフードでしょう。
角形レンズフード
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Yashica ML 1.2/55mm / loeffel_1
角形レンズフードは、写真のアスペクト比に合わせて四角形の形をしているレンズフードの事です。花形レンズフードと同様にレンズの先端が固定式のレンズで使用することが出来ます。

レンズフードの規格

レンズフードにも様々な規格があります。物によっては皆様のレンズに合わなく、せっかく購入したのに、取り付けることが出来なくなってしまうこともありますので、しっかり押さえていきましょう。

ねじ込み式
ねじ込み式は、主にレンズフィルターを装着する為に設けられたネジ穴にレンズフードを取り付けるタイプになります。
レンズフィルター側にもネジ穴が設けられている場合は、レンズフィルターと併用することも可能です。レンズフィルターを取り付けた後でレンズフィルターにかぶせるようにレンズフードを取り付けることが出来ます。大半のレンズは、このねじ込み式のレンズフードを取り付けることができるでしょう。
ただし、ねじ込み式の場合、レンズフードの角度を固定できるわけではないので、主に円形型レンズフードがこの規格に該当します。
スプリング式
スプリング式は、レンズの上からかぶせてスプリングで抑え込むようにして装着することが出来るレンズフードの規格の事です。
昔のレンズの場合、レンズ側にねじ込み穴が設けられていなく、フィルターやレンズフードを取り付ける事がなくない物があります。このような場合、スプリング式の物を選べば、難なく装着することができるので汎用性が非常に高いです
主に、バネを用いたものと、抑え込む金具をネジで回す規格があります。
バヨネット式
現在のデジタル一眼レフを始めとしたカメラの中で最も主流とも言える規格がこのバネヨット式です。
ねじ込み式のようにレンズフードを回して装着するのですが、レンズフード、レンズ側ともにはめ込む箇所があり、その部分からでないと回し入れる事ができません。
ただし、固定される位置が一定になるので、花形レンズフードや角形レンズフードなど上下の位置が固定になるレンズフードを設計することが出来ます。

レンズフードの上手な使い方

ここからはレンズフードの上手な使用方法についてご紹介していきましょう。
レンズフードは、どのシーンでも使用出来るわけではありません。
積極的に使用するべきシーンもあれば、逆に使用しない方が良いシーンもあるので、活用方法までしっかり押さえておきましょう。

レンズフードを使用すべきシーン

フレアやゴーストが発生してしまうシーンでは、積極的にしようするようにしましょう。例えば、太陽を構図の中に入れた写真などを撮影する際がコレに該当します。

レンズフードが余計な光がレンズの中に入り込むのを防いでくれるので、ゴーストやフレアを押さえることができます。

とはいえ、100%ゴーストやフレアを押さえる事ができるわけではないので、ゴーストやフレアをどうしても押さえたい時は、レンズフードと合わせてハレギリ(ハレ板)を併用するのもおすすめです。

ハレギリ(ハレ板)とは、黒い画用紙や板を用いて、強い光源(太陽など)からレンズに直接光が入るのを防ぐための道具です。
強い光源(太陽など)から日傘のようにレンズに陰を軽く落とすようにしようしましょう。

レンズフードを使用すべきではないシーン

内蔵フラッシュを使用する際にレンズフードを使用すると、変に陰が写り込んでしまうことがあります。ちょうど写真の上側に黒い陰が落ちてしまうイメージです。
内蔵フラッシュはカメラについている分、使い勝手もよいのですが、光源がレンズに近い分、光源の位置が固定になってしまうので、レンズフードを外すなどの一手間を加えなければなりません。

特に大型のレンズを使用している場合は、この黒い陰が落ちやすくなってしまうので、要注意です。

収納、移動をする時はレンズフードを付けよう!

レンズフードには、レンズを保護する役割をもっていますので、収納する際は、レンズフードを撮影時とは反対側につけて収納するようにしましょう。横から加わった衝撃を和らげてくれる効果がでて、大切なレンズを守ってくれるはずです。

また、カメラを外に出して移動する際は、撮影するときと同様に表側に装着するようにしましょう。
不意にレンズを触ってしまった時、ガラス面を直接触れないようにしてくれたり、ぶつけてしまった時や落としてしまった時もレンズに直接衝撃が加わるのを防止してくれる効果があるはずです。

いかがでしょうか。

レンズフードは、見た目だけの役割ではなく、上記のように様々な効果を持つ撮影用具の必須アイテムとも言えます。付属品としてレンズについてきた時はもちろんですが、レンズフードがない中古レンズなどを購入した際も、上記を参考にレンズに合ったレンズフードを購入し、活用するようにしてみてください。

この記事を書いた人
CHEAP編集部
CHEAP編集部 / WEBライティング部門
CHEAP - camera magazine - 公式編集部 カメラにまつわる様々な情報を毎日発信しています。 基本的な撮影方法やアイテム選びならお任せあれ!
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