写真の構図の基本を学ぼう!vol.2 「日の丸構図」

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:

STUDY

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Photo:flower By Sunny_mjx

前回の「構図の基本を学ぼう!」の第1回では、「三分割構図」について紹介しました。
シリーズ第2回目の今回は、「日の丸構図」についてです。

日の丸構図も三分割構図同様、構図を知る上では、必ず知っておきたい構図の1つです。
今回も、実際に日の丸構図を用いた写真を見ながら、ご紹介していこうと思います。

日の丸構図とは

日の丸構図とは、日本国旗の日の丸のように、中央に被写体を配置する構図のことです。
構図の中でも、最も簡単に用いることができるので、無意識のうちに、この構図をとって撮影している方も少なくないと思います。
ただ、無意識ではなく、意識して撮影することで、被写体を選ぶようになり、写真に力強さを演出することができるのです。
また、構図を意識するようになると、自分の撮った写真や、人の撮った写真を見る時に、今までとは違った視点で写真を見て、楽しめるようになります。

日の丸構図で撮影してみよう

画面の中央に被写体を配置する

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Photo:Birds By mickeyvdo

上の写真は、一番ベーシックな日の丸構図です。
中央に書いたマルに、被写体を配置しています。
こうすることで、写真の中で主体となる被写体は何なのかがはっきりします。
見つけた被写体をただ日の丸構図で撮影するのではなく、なるべく個性やインパクトのある被写体を選ぶようにしましょう。

一点透視法を用いる

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Photo:Henry Moore’s “Knife Edge” (1961) at the North Carolina Museum of Art By UGArdener

一点透視法とは、画面のある一か所を中心に遠近感を持たせる透視法のことです。
この透視法の奥行方向を、画面中央に構成します。
すると、上の写真のように、中央にある被写体を中心に遠近感を持たせることができるのです。
平均的になりがちな日の丸構図の写真を個性的に見せるのに、この一点透視法を用いるのは、非常に効果的です。

対角線構図を用いる

birds_006

Photo:Birds 006 By Jalan’s Place

対角線構図は、基本的な構図の1つです。
要素を対角線に配置することで、写真に締まりを持たせることができます。
最も優先したい被写体は中央に配置し、次に優先したい被写体を対角線に沿わせて構成します。
これにより、日の丸構図だけでは表現できなかった、シャープな印象を与えることができます。

いかがでしょうか?
日の丸構図は、よく凡庸な構図として取り上げられることが多いのですが、このように被写体を厳選したり、他の構図と組み合わせたりすることで、印象強い写真を撮ることができます。
この構図は、非常に応用の効く構図なので、いろいろな構図と組み合わせたりして、自分なりの構図を研究してみるのもいいかもしれませんね。

この記事を書いた人
安永きえ
CHEAP編集部 安永きえ / ライター・フォトグラファー
http://cheapcamera.tokyo/
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