信頼できるおすすめコンパクトフィルムカメラの名機6選

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Photo:NATURA CLASSICA By kanonn

最近、街中やSNSでフィルムカメラを持っている人を多く見かけるようになりました。
いろんな世代の人にフィルムカメラが定着していることが、少し嬉しい今日この頃です。

そんなフィルムカメラの中でも近頃、人気急上昇中なのが、コンパクトフィルムカメラ。

ポケットに軽く忍ばせることが出来るそのコンパクトなボディ。
さらに、一眼レフカメラにも引け劣らない機能やレンズの性能。フィルムカメラを始めるのであれば、一台は持っておきたいおすすめ機材の一つです。

今回は、そんなコンパクトフィルムカメラの中でも、名機と呼ばれる最高カメラをご紹介します!

20世紀最高の名機!!「CONTAX T3」

価格:約10〜12万円

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Photo:Contax T3 On Sale !! By *嘟嘟嘟*

2001年に発売された、コンタックスTシリーズのコンパクトフィルムカメラ。
コンタックスTシリーズの中では最も新しい技術によって作られた「Sonnar(ゾナー)35mm F2.8」のレンズを搭載しています。名機の名にふさわしい高い描写力が持ち味です。

また、シンプルでスタイリッシュなデザインは、幅広い年齢層に人気で、発売から現在に至るまで多くの人に愛用されています。

機能面としては、絞り、焦点距離のマニュアル操作はもちろん、パッシブ方式のオートフォーカス(レンズを通した光を元にフォーカスを決める)、絞り優先AE、絞り優先オート±2EVがついていたりと、ほとんど操作をすることなく思い描いた写真を撮影出来る機能性を持っています。もちろん、内蔵式ストロボ(フラッシュ)もついています。時代を感じさせない充実した機能は、現代のデジタルカメラと比較しても引け劣らないです。

ただし、豊富な機能がついている反面、操作性があまりよくないという評判が多いようです。とはいえ、先ほどお伝えしたように、基本的なオート機能を主に仕様するのであれば、苦なく撮影できるので、コンパクトフィルムカメラとして、おすすめしたい最高の名機と言えるでしょう。

さらに、230gの軽量ボディーと手にも収まる小ささもおすすめポイントの一つです。

■コンタックスT3の主な機能
撮影距離   :0.35m~∞
シャッター  :16秒~1/1200秒(絞り開放時最速1/500秒)
露出および補正 : 2分割外部測光方式プログラムオート、絞り優先オート ±2EV (1/3ステップ)
フイルム感度  :ISO25~5000連動
ファインダー  :逆ガリレオ型採光式ブライトフレームファインダー(倍率:0.5倍、視野率:85%)
大きさ     : 105(幅)×63(高さ)×30.5mm(奥行き)
重量     :230g

フルマニュアルコンパクトフィルム「Rollei 35S」

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Photo:Hello baby & thank you so much love for my new #rollei35s !! #brazodehierro #analogic #film By I’m Brazo de Hierro

1966年に西ドイツで登場した高級コンパクトフィルムカメラ。名機と呼ばれるコンパクトフィルムカメラ中でも、非常に古いクラッシックカメラです。

搭載されているレンズは、「Sonnar(ゾナー)40mm F2.8」。当時の写りの中では最高峰の写りをコンパクトフィルムカメラで楽しむことが出来ることもあり、多くの人を魅了していたそうです。

現代では、時代を感じさせるクラシカルなルックスとフルマニュアルの操作性から多くの愛好家に親しまれています。また、「たまゆら」というアニメで、主人公が使用していることでも話題になりました。

ピント合わせは目測ピントですが、絞り込んで、被写界深度を深くすれば、ミスショットは問題ありません。愛好家の中には、メジャーで被写体との距離を図って撮影する人もいるそうです。
また、内蔵露出計はISO1600まで対応しているので、富士フィルムから発売されているナチュラフィルムも使用することが出来るのも魅力の一つ。この時代のカメラとしては露出計の精度もよく、単体露出計を持たずにカメラ一台だけで撮影に出かけられるのもコンパクトフィルムカメラの名機として名高いの理由の一つではないでしょうか。

今回、おすすめした「Rollei 35S」のほかに、後ろに「S」がつかない「Rollei 35」という機種もあり、それは「Tessar(テッサー)40mm F3.5」を搭載しています。
他にも様々なモデルがあるので、自分にあった機種を探してみるのもいいかもしれません。

■Rollei 35Sの主な機能
撮影距離   :0.9m~∞
シャッター  :バルブ、バルブ、 1秒~1/500秒
露出および補正 : マニュアル 露出計内蔵(追針式)
フイルム感度  :ISO25~5000連動
ファインダー  :逆ガリレオ式(倍率0.75)
大きさ     : 99(幅)×68(高さ)×42mm(奥行き)
重量     :335g

国産コンパクトフィルムカメラ「FUJIFILM NUTURA CLASSICA」

価格:約4万円

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Photo:Fujifilm NATURA CLASSICA By Irvаn

国産メーラー「富士フィルム」が2006年、世に送り出したコンパクトフィルムカメラの名機と言えば、NATURA CLASSICAでしょう。
28mm〜56mm F2.8〜5.4と明るいズームレンズを搭載しているため、幅広いシーンで思い通りの構図と画角で写真撮影を楽しめます。

その名のごとく、同社から発売されている「NATURA 1600」フィルムとの相性がばっちり。
「NATURA 1600」フィルムをNATURA CLASSICAにセットするだけで、「NPモード」という露光制御プログラムモードに切り替わり、自動で露光量を制御します。極力フラッシュを使うことなく、その場の光を最大限に活かしたよりナチュラルな雰囲気の写真に仕上がります。基本的な写りもフィルムカメラらしい柔らかい印象に仕上がるのが特徴です。

また、どうしても露出が合わない場所であれば、ファインダー内に露出警告ランプがつくので、ミスショットも防げる機能もついています。
さらに本体は155gの超軽量ボディー。バッグの中に忍ばせておいても全く負担になら名でしょう。

マニュアル操作が苦手な方や、構図を決めて気軽に撮りたい方におすすめのコンパクトフィルムカメラです。

■NATURA CLASSICAの主な機能
撮影距離   :0.4m~∞
シャッター  :2秒~1/360秒
露出および補正 :露出補正±2EV (NPモードでは使用不可)
感度  :ISO 50~3200
ファインダー  :実像式ズームファインダー 0.33倍~0.58倍 AFフレーム 近距離補正マーク AFランプ 露出警告
大きさ     : 110(幅)×62(高さ)×36mm(奥行き)
重量     :155g

老舗ブランドのコンパクトフィルムカメラ「Leica minilux」

価格:約3〜4万円

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Photo:Leica Minilux By cyclotourist

高級老舗カメラメーカー「Leica」が発売したコンパクトフィルムカメラ「Leica minilux」。
搭載しているレンズは、「Summarit(ズマリット) 40mm F2.4」。このレンズは、通常のleica Mマウント用にもなると、約20万円ほどの価格にもなる高級レンズです。

豊かな階調と繊細な描写、高コントラストでありながらも豊かな発色は、名機と呼ぶにふさわしい写り。「さすが、ライカのコンパクトフィルムカメラだ」と思わず頷いてしまうでしょう。

機能面も充実していて、絞り優先AEやオートファーカスなども使用することが出来るので、ポケットから出してそのままシャッターを切っても綺麗な写真を撮影できるでしょう。ただし、赤外線アクティブ式オートフォーカスになるので、いまいちフォーカスが決まりづらいこともあるでしょう。そんな時はマニュアルフォーカスへの切り替えもできるので、ある程度はカバーすることが出来るでしょう。マニュアルカメラの操作に慣れている方におすすめです。

ボディーの重さは、330gと今回ご紹介するカメラの中では、軽量ボディーとは少し言いづらいかもしれませんが、一眼レフなどと比較すると、雲泥の差です。

■Leica miniluxの主な機能
撮影距離   :0.7m~∞
シャッター  :バルブ、1秒~1/400秒
露出および補正 :絞り優先AE 露出補正±2EV (NPモードでは使用不可)
感度  :ISO 25~5000
ファインダー  :実像式ファインダー 0.35倍 視野率85%
大きさ     : 124(幅)×69(高さ)×39mm(奥行き)
重量     :330g

デジタルカメラでもおなじみのシリーズ「RICOH GR1v」

価格:約5〜6万円

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Photo:Ricoh GR1v By easonlam

2001年に発売された、コンパクトフィルムカメラ「RICOH GR1v」。
スナップ撮影では、数ある名機の中でも最も優れているとも言える名機です。

まずは、レンズ。画角は28mmとスナップ写真としての使い勝手が非常によく、目の前に広がる光景をそのままフィルムの中に収めることが出来るでしょう。また、レンズの明るさも F2.8と比較的明るく設計されています。このGRレンズは数多くの写真家たちから定評を勝ち得ています。
はっと言わせるような階調豊かな描写力がこのカメラのおすすめポイントです
当時、余りの人気にライカLマウント用としても、このGRレンズが発売されたそうです。

また、コンパクトカメラならではの軽量ボディーも魅力の一つです。その重量はなんと178g。NATURA CLASSICAと比較しても差がないほど軽く、カメラを持ってきたのを忘れてしまうくらいでしょう。

ちなみに、RICOH GRシリーズは、現代にも残る名機としても有名で、同シリーズの高級コンパクトデジタルカメラ「GR2」は、現行機種として販売されています。

■RICOH GR1vの主な機能
撮影距離   : 0.35m~∞
シャッター  : 2秒~1/500秒
露出および補正 :絞り優先AE 
感度  :ISO 25~3200
ファインダー  :採光式フレームファインダー
大きさ     : 117(幅)×61(高さ)×26.5mm(奥行き)
重量     :178g

これも立派な名機!「写ルンです」

価格:734円

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Photo:FUJIFILM 写るんです30周年 アニバーサリーキット II By Tokutomi Masaki

Photo:FUJIFILM 写るんです30周年 アニバーサリーキット II By Tokutomi Masaki

みなさん、ご存知の「写ルンです」。先日30周年アニバーサリーを迎えた事で目にする機会も多いのではないでしょうか。
実は「写ルンです」は、使い捨てカメラとして有名ですが、コンパクトフィルムカメラの歴史に残る名機の一つです。

フィルムを巻き上げて、シャッターを切るだけの手軽さ。様々なシーンで、誰にでも使える機能性が、現在に至るまで愛され続ける理由です。

絞り、シャッタースピード、ISO感度が固定ではありますが、カラーネガフィルムはラチチュードが広く、ある程度のオーバーやアンダーの写りだったとしても、プリントやデータ化を行う際に補正出来てしまいます。

フィルムカメラを始めたばかりの方は、是非とも「写ルンです」から使ってみてはいかがでしょうか。
フィルムカメラの楽しさを「写ルンです」がきっと教えてくれます。

■「写ルンです」の主な機能 ※シンプルエース
撮影距離   : 1m~∞
シャッター  : 1/140秒
露出および補正 :固定 
感度      :ISO 400
ファインダー  :逆ガリレオ式プラスチックファインダー
大きさ     : 108(幅)×54(高さ)×34mm(奥行き)
重量     :190g

コンパクトフィルムカメラの名機6選いかがでしたでしょうか。
信頼できる描写力のあるカメラたちは、小さくても名機の名に恥じない写りを見せてくれます。

何年たっても愛され続けるコンパクトフィルムカメラの魅力を、あなたも体感してみては?

この記事を書いた人
安永きえ
CHEAP編集部 安永きえ / ライター・フォトグラファー
http://cheapcamera.tokyo/
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